生徒らを前にパソコンでプロの力を披露するeスポーツプレイヤーの満木さん(手前左から3人目)ら

 小規模特例校の日光明峰高に栃木県内の県立高で初の部活動「eスポーツ部」が創設され、23日に日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で開かれたイベントで部員らが部活動を紹介した。同部にとって対外的な活動は初めて。生徒会と一緒に学校の魅力をアピールしたり、プロスポーツの関係者が生徒へエールを送ったりする様子がオンラインで配信された。

 eスポーツ部は、同校が取り組む新たな魅力や特色づくりの一環として8月30日に創設された。大会に出場する選手を育成するほか、eスポーツを通じたイベントの企画立案や動画の配信スキルなどを学べるのが特徴で、1~3年の男女9人が入部した。

 この日のイベントは、市内の法人有志でつくる団体「明峰ディパーチャーズ倶楽部」が日光全体を盛り上げる狙いで企画。新型コロナウイルス緊急事態宣言を受け無観客で実施した。

 eスポーツプレーヤー満木恵果(みつぎけいか)さん(24)=長野県上田市=と自転車ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営するサイクルスポーツマネージメントの副社長広瀬佳正(ひろせよしまさ)さん(43)がトークセッション。満木さんは「気持ちで負けるとプレーにも出る。中途半端なプレーが一番駄目」、広瀬さんは「自分より強い相手にも100%の力でぶつかってほしい。負けてもトレーニングに生かしていけばいつかは勝てる」とアドバイスした。

 満木さんは会場の大型スクリーンを使ってプロの腕前も披露し、同部の生徒や顧問と対戦を楽しんだ。部長の2年生澤茜音(いきざわあかね)さん(17)は「2人の言葉を今後に生かし、eスポーツを通じて日光明峰の知名度をアップさせたい」と話した。

 学校紹介では生徒会長の3年佐藤幹(さとうもとき)さん(17)ら生徒会の4人が登壇し、ウインタースポーツの部活動や地域について学ぶ授業「日光学」などをアピールした。