» 動画ページへ

SL大樹の客車として新たに導入される展望車=15日午前11時40分、埼玉県久喜市北広島

 東武鉄道は15日、埼玉県久喜市北広島の南栗橋車両管区で、蒸気機関車(SL)「大樹(たいじゅ)」とSL大樹「ふたら」の客車として11月4日から本県を走る「展望車」2両を報道機関向けに公開した。

 SL大樹は東武鬼怒川線で運行し、ふたらは東武日光駅を発着点としている。客車については、利用客から「SLの煙や石炭が燃えた匂いも感じたい」などの要望があったという。こうした声を踏まえ、展望車はSLが活躍していた昭和30年代の客車をイメージし、12系客車をリニューアルした。

 旧国鉄塗装色の「ぶどう色2号」(茶色)と「青15号」を採用。開閉可能な側窓のほか、SLの躍動感などを感じられる開放型展望デッキを設けた。客室はグループや家族での利用に適したボックス席化を図り、テーブルなども新設した。

 同社日光・鬼怒川エリア営業推進部の小金井敦(こがねいあつし)課長(47)は「紅葉シーズンを迎える中、多くの人にSLの雰囲気や日光の自然、風などを感じてもらいたい」と話した。