大田原市役所

 【大田原】津久井富雄(つくいとみお)市長は15日の定例記者会見で、市職員が年間を通してノーネクタイ、ノージャケットで勤務できる通年軽装勤務を導入することを明らかにした。県内市町では初の取り組み。来月から試行し、来年度に本格実施する。

 新型コロナウイルス感染防止のためマスク常時着用が必要な現状などを踏まえ、職員のストレス軽減と働きやすい職場環境づくりによる業務の効率化が狙い。

 市は5~10月の夏季にクールビス、11~3月の冬季はウォームビスを実施してきたが、環境省が服装自由化を本年度から通年実施したことも踏まえ、職員提案を基に検討し実施を決めた。

 対象は、全職員約900人。通年でノーネクタイを可能とし、夏季はポロシャツなど清涼感のある軽装、冬季はセーター、カーディガン、フリースなどの重ね着での勤務を推奨する。公務員の節度を保ち、時間や場所といったTPOをわきまえた服装としている。

 職員への浸透や市民反応を受けた改善期間を考え、11月から来年3月末までを試行期間とする。津久井市長は「コロナ禍だが、職員のストレスを減らし、心のリラックスを取り戻してもらいたい。新たな時代に向けた、新たな働き方で、新しい大田原をつくり出したい。職員に期待している」と述べた。