茅ボッチを作る高校生たち

 【日光】若者に農山村の役割を理解してもらう県の「とちぎ夢大地応援団カレッジ」が16日、土呂部地区で行われ、宇都宮クラーク高等学院の生徒と関係者ら約25人が秋の風物詩「茅(かや)ボッチ」作りに汗を流した。

 刈り取ったススキやワラビを束ねて円すい状に立たせる茅ボッチは、乾燥後に牛の餌となる。近年は里山景観の保全活動に取り組むボランティア団体「日光茅ボッチの会」が主に手掛けている。

 この日は同会の飯村孝文(いいむらたかぶみ)代表(64)らメンバーがガイドを務めた。生徒たちは草刈り鎌を手に次々と作り上げ、2時間ほどで約50個の茅ボッチを完成させた。

 2年小林愛里(こばやしあいり)さん(17)は「作るのは初めてだったが、地元の人と協力して上手にできた。牛においしく食べてもらえるよう気持ちを込めた」と笑顔だった。

 同会によると、10月下旬~11月上旬は紅葉の中で茅ボッチの景観が楽しめる。