市が導入するアバターロボット

 【矢板】斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長は25日の定例記者会見で、遠隔操作で分身のように動かせる「アバターロボット」を活用した未来技術活用支援事業を今月から実施すると発表した。ロボット1台を導入し、市内小中学校で有効性を検証する実証実験を行う。

 市によると、導入するロボットは自走式で、パソコンなどを使って操作する。高さは変更可能で、最高約150センチ。上部にカメラなどが付いたタブレットが設置されており、ロボットを通して操作者がその場にいるような体験が可能という。

 市は、新型コロナウイルス感染症の影響で直接足を運ぶことが難しい場合の校外学習や、病気やけがで登校が難しい子どもの授業参加、外部講師らによる遠隔授業などでの活用を想定している。事業費は99万3千円で、3分の2は県未来技術活用促進支援補助金を活用する。

 斎藤市長は「オンライン授業などの先を行く、未来の教育の姿を模索したい」と話した。