関係者に披露された国内初導入の放射線治療装置=29日午前、宇都宮市宮みらい

建設中の宇都宮脳脊髄センターシンフォニー病院=10月8日

関係者に披露された国内初導入の放射線治療装置=29日午前、宇都宮市宮みらい 建設中の宇都宮脳脊髄センターシンフォニー病院=10月8日

 宇都宮市が官民一体で進めるJR宇都宮駅東口地区整備事業の第1弾として、12月1日に開院する高度専門病院「宇都宮脳脊髄センター・シンフォニー病院」で29日、内覧会が開かれた。関係者約50人が出席し、最新の検査・治療機器や立地の良さなどを確認した。

 本県の地域課題である脳卒中や急性心筋梗塞などの予防、先制医療に特化した病院で、7階建て。病床数は100。放射線を脳の病変に照射して治療する国内初導入の定位放射線治療装置「ZAP-X」を備える。将来は駅に直結する。

 内覧会では、院長となる医療法人社団脳神経脊髄脊椎外科サービスの金彪(きんひょう)常任理事(65)が「予防、先制医療を大事にし、脳と神経を軸に信頼できる医療機関として包括的なセンターとなるよう努力する」とあいさつ。船田元(ふなだはじめ)衆院議員や福田富一(ふくだとみかず)知事、佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長が期待の言葉を述べた。

 その後、出席者は院内を見学。球形が特徴的な「ZAP-X」が動く様子を見たほか、医療機器の機能や提供される治療内容について説明を受けるなどした。

 同地区整備事業の第2弾として同病院の南西に建設される野村不動産の分譲マンション「プラウド」は、12月4日に申し込み受け付けを開始する。2022年5月中旬完成予定で、同11月の「まちびらき」に向け整備が進む。