完成した東那須野公園PR動画のスクリーンショット

PR動画の完成を喜ぶ東那須野中生徒と東那須野地区ふるさと推進協議会の吉成会長(中央右)

完成した東那須野公園PR動画のスクリーンショット PR動画の完成を喜ぶ東那須野中生徒と東那須野地区ふるさと推進協議会の吉成会長(中央右)

 毎年春に十数万株のスイセンが咲き誇る栃木県那須塩原市沼野田和の東那須野公園の魅力を多くの人に知ってもらおうと、東那須野中の生徒が中心となってPR動画を作成した。生徒会役員や合唱・美術両部員ら総勢約30人が映像に添えるナレーション、音楽、地図イラストを担当。本格的な内容に仕上がり、長年にわたってスイセンの植栽を行ってきた地元住民らも喜んでいる。

 映像は約6分。満開のサクラやスイセンなど公園の美しい景観に加え、観光客向けにJR那須塩原駅からのアクセス、塩原・板室両温泉などの名所も紹介している。映像は菊地孝行(きくちたかゆき)校長が撮影し、生徒は案内役として登場しているほか、「春が来た」「おぼろ月夜」など童謡の合唱やクラシック曲のピアノ演奏で参加した。

 動画作成を依頼したのは、約20年で14万株を超えるスイセンの植栽を行ってきた東那須野地区ふれあい推進協議会。会員がドローンを使って上空から撮影した映像を動画に加えたほか、作成時に生徒たちに音声や字幕についてアドバイスも送った。

 生徒会長の大森颯斗(おおもりはやと)さん(15)は「みんなで協力して完成させることができてうれしい」、合唱部部長の深澤一瑠(ふかさわいちる)さん(15)は「私たち自身も公園の魅力を再発見するきっかけになった」と話す。

 同協議会の吉成伸一(よしなりしんいち)会長(65)は「地元の中学生がつくってくれたところに意味がある。こうした取り組みが子どもたちの郷土愛を育てることにつながれば」と期待していた。

 動画は動画投稿サイト「ユーチューブ」や市の公式ホームページで見ることができる。