県育英会が来年4月、東京都目黒区にオープンさせる新たな東京学生寮の第1期寮生(2年契約)の募集に対し、定員の3倍を超える応募があったことが14日までに分かった。同会の担当者は「想定以上の応募数。オートロック設備などがあることで、安心安全と好意的に受け止められたようだ」と分析している。

 学生寮は東急(東京都)を代表とする企業グループが建設・運営を担う。

 同会によると、学生寮には2年契約と1年契約があり、定員はそれぞれ男女30人ずつ。このうち2年契約は男子が101人、女子は95人の応募があり、県内の教育関係者らでつくる選考委員会が8日、学習成績や家庭の所得に基づき内定者を決めた。

 一方、1年契約は応募した女子30人が全員内定。男子は22人の応募だったため定員割れとなり、同会は15日から追加募集を行うことにした。先着順で枠が埋まり次第、募集を終える。寮費は月7万1600円(朝・夕食費、電気代込み)。

 建て替えに伴い2019年に閉鎖された旧学生寮は老朽化が進み、相部屋で冷暖房設備がないことも敬遠され、閉鎖前には入寮率が6割弱に低下していた。