日没後に赤く燃える山肌=2月23日午後6時5分、足利市西宮町

2021年読者が選んだ県内順大ニュース

日没後に赤く燃える山肌=2月23日午後6時5分、足利市西宮町 2021年読者が選んだ県内順大ニュース

 下野新聞社の「2021年読者が選ぶ県内十大ニュース」が20日、決まった。1位は足利市西宮町の両崖山で2月に発生した山林火災だった。約167ヘクタールを焼く大規模災害となり、全国の注目を集めた。トップ10には東京五輪の話題が2件入る一方で、新型コロナウイルスに関連する出来事が4件並び、コロナに翻弄(ほんろう)された一年を反映した。

 応募総数は、はがき243通、インターネット208通の計451通。読者の順位付けを、1位10ポイント~10位1ポイントとして集計した。

 1位の両崖山の山林火災は発生から23日目に鎮火した。305世帯に避難勧告が発令されるなど住民生活に多大な影響を及ぼし、火事の怖さを見せつけた。

 2位は東京五輪柔道男子60キロ級で下野市出身の高藤直寿(たかとうなおひさ)の初優勝。県民に明るい話題を届けた。東京五輪関係では3月に行われた聖火リレーも6位に入った。

 コロナに関連する4件は「本県2度目となる緊急事態宣言の発令」(3位)、「高齢者へのワクチン接種」(4位)など。7位の宇都宮グランドホテルの閉館もコロナ禍の経営不振が影響した。

 11~20位は次の通り。

 (11)東京パラリンピック車いすテニス女子ダブルスで、栃木市出身の大谷桃子が銅メダル(12)リオデジャネイロ五輪競泳の金メダリストで小山市出身の萩野公介が現役引退を発表(13)会員制倉庫型店舗を展開するコストコホールセールジャパン(川崎市)が壬生町と立地協定を締結。2022年夏、開業予定(14)那須塩原市の二つの養豚場で豚熱(CSF)感染を確認。計約3万9千頭を殺処分(15)帝京大理工学部(宇都宮市)の学生らが開発した超小型人工衛星が、JAXAのイプシロンロケットで宇宙へ(16)小山市の商業施設内のトイレで出産直後の男児の首を切り付け殺害したとして県警は殺人の疑いで県内在住、女子高生(17)を逮捕(17)女性初の官房長官を務めた元衆院議員で自民党県連最高顧問の森山真弓氏が93歳で死去(18)全国高校野球選手権栃木大会で作新学院が10大会連続19度目の優勝(19)全国高校サッカー選手権で矢板中央が2年連続4度目の4強入り(20)芳賀町内の養鶏場の鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスを県内初検出。約8万3千羽を殺処分