栃木県と宇都宮市は16日、新たに計190人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。茂木町の事業所では同日までに7人の感染が判明し、県はクラスター(感染者集団)と認定した。県内の累計感染者数は1万6980人となった。
新規感染者は10歳未満~90代の男女。居住地別では宇都宮市45人、小山市26人、鹿沼市14人、佐野市、下野市各10人などと続いた。
茂木町の事業所では8~15日に従業員7人の感染が判明した。県は所内の換気不足などの3密状況や、マスク無しの会話や飲食を推定原因として挙げている。
県と宇都宮市は16日、計250件を検査した(委託の未集計分は除く)。累計検査件数は54万5072件、退院者1万5862人、入院者138人、宿泊療養者232人、自宅療養者716人、入院調整中31人、重症者0人。