王将戦のポスター

 29、30の両日に大田原市黒羽向町のホテル花月で開かれる第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第3局で、前夜祭などの参加希望者の応募が締め切られ、最終当選倍率は前夜祭が40倍、大盤解説会が8.6倍に上ったことが17日、分かった。

 渡辺明(わたなべあきら)王将=名人、棋王を含む三冠=(37)と、藤井聡太(ふじいそうた)竜王=王位・叡王・棋聖を含む四冠=(19)の頂上対決が注目されているためで、前夜祭は定員20人に対し応募者801人、解説会は定員100人に対し応募者859人となった。

 津久井富雄(つくいとみお)市長は同日の定例記者会見で「ベストを尽くし最高の対局をしてほしい」と期待した上で「藤井さんの効果で(応募が殺到し)大変な人気があるが、新型コロナウイルスが急拡大しているので、最善の策を講じて、無事に成し遂げたい」と述べた。

 市は現在、前夜祭も解説会も開催予定だが、新型コロナの感染状況を見極め、20日に最終判断することにした。それを踏まえ、応募者の抽選は同日午後に行う。