立候補を表明した高際氏=22日午後、栃木市内

 4月10日告示、17日投開票の栃木市長選で、宇都宮大名誉教授の高際澄雄(たかぎわすみお)氏(72)=栃木市藤岡町藤岡=が22日、無所属で立候補することを表明した。候補者擁立を目指していた市民団体「クリーンな栃木市をつくる会」が同日、市内で臨時総会を開き、会長を務める高際氏の擁立を正式決定した。

 高際氏は臨時総会やその後の記者会見で「小中学校の給食無料化など市長の公約が守られていない」などと主張。小野寺北小跡の無償譲渡などを現市政の問題点として指摘し「地域の豊かさを生かした栃木市をつくっていきたい」と抱負を述べた。選挙公約は今後、発表するという。

 同会は現在の市政に疑問を持つ市民らで昨年11月に発足し、複数人に出馬を打診して候補者を模索してきた。しかし実現には至らず、会長の高際氏を擁立する形となった。

 市長選を巡っては、現職の大川秀子(おおかわひでこ)氏(74)が再選を目指して立候補を表明しており、選挙戦となる見通し。