自転車ロードレースの国内シリーズ戦「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」第2戦は17日、清原工業団地周辺特設コース(1周2・2キロ×23周=50・6キロ)で宇都宮清原クリテリウムを行い、5連覇を懸けた宇都宮ブリッツェンの小野寺玲(おのでられい)は1時間10分20秒で5位に終わった。那須ブラーゼンの谷順成(たにじゅんせい)が10位。スパークルおおいたの沢田桂太郎(さわだけいたろう)が集団スプリントを制して優勝した。
ヘアピンや90度コーナーが五つ設けられたT字形のコースレイアウト。曇り、微風のコンディションの中、54人が出走した。序盤は大きな動きもなくスローペースの展開。14周目以降は2人の逃げと大集団という構図で推移し、集団を那須ブラーゼン勢がコントロールする場面もあった。20周目に発生した落車に小野寺が巻き込まれたがすぐさま復帰。最終周回はブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)らが小野寺を生かす動きを見せたが、不発に終わった。
JCLは7月までレースがなく、次戦は5月15日から4ステージで行われる「ツアー・オブ・ジャパン」になる。