天皇杯県予選を兼ねた「NEZAS(ネザス)カップ第27回県サッカー選手権大会」(県サッカー協会主催、下野新聞社など共催)は24日、県グリーンスタジアムで準決勝2試合を行い、ヴェルフェ矢板(関東2部)と栃木シティFC(関東1部)が決勝に駒を進めた。決勝進出は、ヴェルフェが5大会ぶり、栃木シティが12大会連続。
ヴェルフェは延長戦の末、3-2で作新学院大(第1種大学代表)に競り勝った。0-1で迎えた後半27分にMF神崎大雅(かんざきたいが)のPKで同点に追い付き、直後の30分に再び神崎のPKで勝ち越した。その後ロスタイムに追い付かれ延長戦へ。両者譲らない展開が続いたが、延長後半終了間際、FW阿久津草太(あくつそうた)が決勝ゴールを決めた。
栃木シティは3-0で宇都宮FC(第1種社会人代表)に快勝。FWチョ・ヨンチョルが後半にハットトリックを決めた。
決勝は5月8日午後1時から同会場で行われ、勝者は同21日に開幕する天皇杯全日本選手権に県代表として出場する。