めぶきフィナンシャルグループ(FG、笹島律夫(ささじまりつお)社長)は13日、2022年3月期決算(連結)を発表した。傘下の足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)単体は、経常利益が前期比13・3%増の225億7600万円、純利益が12・6%減の154億3500万円だった。
コンサルティング業務などによる役務取引等利益が増加したほか、自然減による人件費などの経費が減少した。純利益の減少は、21年3月期に子会社からの配当金約41億円を計上していたことが要因という。
清水頭取は「及第点という感覚。課題はまだまだあるが、一定の評価ができる決算となった」と振り返った。