解禁となった思川でアユ釣りを楽しむ人たち

 小山市内を流れる思川で15日、栃木県内の先陣を切ってアユ釣りが解禁された。3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がない中での解禁となり、昨年に比べ県内外から多くの太公望が集まってめいめいに釣り糸を垂れた。

 下都賀漁協によると、4月上旬から同漁協が管内で稚アユ約18万匹を放流。順調に成育しているほか、天然遡上(そじょう)のアユも例年以上に多く、解禁日直前は水面(みなも)を元気よく跳ねる姿が何度も確認できたという。

 ただ、この日は水温が低めでアユの動きが鈍かったため、釣果は「全般的に振るわなかった」と同漁協。

 飯塚の「なら山沼漁場」付近で、前日から仲間とテントを張って解禁を待った壬生町、若林明(わかばやしあきら)さん(71)もなかなか手応えが来なかったが、「思川の解禁はお祭りみたいなもの。また来るさ」と話し、念願のシーズン到来を喜んだ。