15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばす(左から)ブレックスの安斎監督、千葉Jの大野監督(B.LEAGUE)

15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばすブレックスの安斎監督(B.LEAGUE)

15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばす千葉Jの大野監督(B.LEAGUE)

15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばす(左から)ブレックスの安斎監督、千葉Jの大野監督(B.LEAGUE) 15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばすブレックスの安斎監督(B.LEAGUE) 15日のCS準々決勝第2戦で檄を飛ばす千葉Jの大野監督(B.LEAGUE)

 敵将のエールが心に響いた。

 15日にBリーグチャンピオンシップ(CS)準々決勝を突破した宇都宮ブレックス。試合終了直後、安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督の元に歩み寄ったのが敗れた千葉Jの大野篤史(おおのあつし)監督だ。「次は竜三が笑う番だよ」。言葉の裏には、宿敵ゆえの「絆」が存在していた。

 Bリーグ創設以来、ぶつかり続けてきた両チーム。史上初の2戦先勝方式となった昨季のCS決勝では、3戦目までもつれ込む死闘を千葉Jが制したことは記憶に新しい。他にも多くのビッグゲームで歴史に残る名勝負を演じてきた。

 大野監督は2016年から、安斎監督は翌17年から指揮を執る。「1年目にブレックスのホームでずたぼろにされた。(ブレックスのような)強いメンタルがチームには必要だと感じやってきた」と試合後の会見で大野監督は明かした。

 同時にリーグ屈指の強豪を率いる共通の苦労も知っていた。「監督は楽じゃない。本当にタフ。同じチームをずっと見てきて彼の気持ちが分かる。だから本当に頑張ってほしい」と励ましの言葉を続けた。

 一方の安斎監督も最大の敬意を払う。「千葉相手だから、立ち向かうメンタルを持ち最高の試合ができた」。試合前から「一発勝負で戦えることが楽しみ」と語っていた指揮官。しのぎを削り、互いを認め、両チームは高め合ってきた。

 安斎監督は言う。「絆のようなものも持ちながら、次の試合へ向かいたい」。宿敵の思いも背負い、頂点へただ進む覚悟だ。