山地災害の防止に向け、決意表明する山地防災ヘルパー=19日午前、県庁昭和館前

 山地災害防止キャンペーンが20日スタートするのに合わせ、栃木県は19日、県庁昭和館前で山地災害防止パトロール出発式を行った。

 キャンペーンは山崩れ、土石流、地滑りなど山地災害のリスクが高まる梅雨に備え、林野庁や県などが毎年実施している。期間は6月30日までで、パトロールによる情報収集の強化や県民への啓発活動などに取り組む。

 コロナ禍の影響で、出発式を行うのは3年ぶり。県内各地の山地防災ヘルパーや山地防災推進員など約60人が参加した。福田富一(ふくだとみかず)知事は「自然災害は激甚化、頻発化している。防災・減災対策には官民共同で情報収集活動に努めることが何より重要」とあいさつした。

 その後、山地防災ヘルパーを務める那須町森林組合の楠綾香(くすのきりょうか)さん(24)が決意表明し、先発隊の車両がパトロールに出発した。

 楠さんは「地域の皆さんが安心して暮らせるようパトロールに努めたい」と語った。