鋭い視線で練習を見つめるブレックスの安斎監督=19日、日環アリーナ栃木

 川崎戦に向け報道陣の取材に応じたブレックス・安斎竜三(あんざいりゅうぞう)監督の一問一答は次の通り。

 -準々決勝は千葉J相手に2連勝。どんなバスケットが展開できたか。

 「攻撃はこちらのストロングポイントを強調し、さらに3点シュートもよく決まった。しっかりと組み立てられていた。守備は集中できていて、ボールマンへのプレッシャーやディナイ(ボールを持っていない人へのパスを出させない守備)などがうまく機能し、相手の攻撃を最後まで自由にさせなかった。それをやれないとリーグ上位勢には上に勝てない」

 -川崎戦の攻守のポイントは。

 「まず守備強度を高め、やりたいことやらせない。気持ち良く3点シュートを打たせないことだ。攻撃は突くべきポイントを見極め、流れの中で攻められるか。やることは千葉戦とほぼ変わらない。気持ちでぶつかっていければいい」

 -直近の川崎戦(4月20日、68-64で勝利)は得点源のマット・ジャニング、藤井祐真(ふじいゆうま)にプレッシャーをかけて3点シュートを決めさせなかった。

 「2人に加えてニック・ファジーカスへのプレッシャーも怠れない。前回は選手も頑張ったが、たまたま相手の3点シュートが入らず点数が伸びなかった側面もある。前回よりも一歩でも速く間合いを詰めて打たせる状況にできればいい。それができると思うし、できないとチャンピオンシップ(CS)では勝てない。100%以上のところに自分たちを持っていかないといけない」

 -ターンオーバーにも気をつけたい。

 「藤井、篠山竜青(しのやまりゅうせい)ら相手ガード陣はどんどんプレッシャーかけてくる。守備のやり合いになるだろう。どちらのターンオーバーが少なくなるかの勝負でもある。まず相手の攻撃回数を減らすこと。こちらの攻撃はシュートまで持ち込めばリバウンドの勝負になりチャンスが生まれる。一つのミスで流れが変わるので全員でケアしたい」

 -相手のビッグラインアップ(長身選手3人並べる選手起用)も強力だ。

 「こちらもビッグラインアップを組んでいる時は守備面の心配はない。逆に攻める時は相手はゾーンディフェンスもやってくるので工夫が必要。マンツーマンディフェンスできたとしても、誰をどこに配置するか明確化して攻撃を組み立てたい」

 -キーマンは。

 「全員。全員が全員の仕事を千葉戦のようにやってくれれば良い試合になる。川崎は強い。東地区1位の千葉と同等だと思う。天皇杯準決勝でもぼろぼろにやられた。今季は実質2勝2敗。強い気持ちが必要だ」

 -相手選手の中で最も脅威を感じるのは。

 「しいて挙げるなら藤井。守備は圧力が高く、攻撃では起点になっている。ビッグゲームでも要所でシュートを決め切る力がある選手だ」