日本動物園水族館協会の総裁として、通常総会でお言葉を述べられる秋篠宮さま=26日午後1時、那須町高久丙(代表撮影)

 秋篠宮さまは26日、栃木県那須町で開かれた日本動物園水族館協会(JAZA)の通常総会に出席された。秋篠宮さまの来県は、2018年5月に高根沢町の宮内庁御料牧場を訪問されて以来、4年ぶり。27日まで那須町内に滞在する。

 JAZAは国内にある140の動物園や水族館が会員で、種の保存や調査・研究などを目的とした団体。3年ぶりの対面での開催となる通常総会は、同町高久丙の「ホテルエピナール那須」で開かれた。

 同協会の総裁を務められる秋篠宮さまはあいさつで、新型コロナウイルス禍で動物園や水族館の入場制限や動物との触れ合いが中止となっているとした上で「その中でも、訪れる人たちの気持ちに応えられるよう、工夫を重ねながら運営に当たっている」と会員園館の努力をねぎらった。

 その後、オランウータンの生息地保全活動に取り組む認定NPO法人「ボルネオ保全トラスト・ジャパン」の森井真理子(もりいまりこ)理事の記念講演、同協会の成島悦雄(なるしまえつお)専務理事による「動物園水族館法」整備の必要性をテーマにした特別講演に耳を傾けられた。

 メモを取りながら講演に聴き入る様子を目にした同協会の岡田尚憲(おかだなおのり)事務局長(69)は「お会いする度に幅広い見識に驚かされる。本当に勉強熱心な方」と話した。

 27日は同町高久乙の道の駅「道の駅 那須高原友愛の森」、同町大島の「那須どうぶつ王国」を視察された後、帰京される。