多くのごみが持ち込まれる市環境クリーンセンター

市環境クリーンセンター

多くのごみが持ち込まれる市環境クリーンセンター 市環境クリーンセンター

 【鹿沼】佐藤信(さとうしん)市長は26日の定例記者会見で、10月から市環境クリーンセンター(上殿町)へのごみの持ち込みを完全有料化すると発表した。ごみステーションでの回収は従来通り無料で行う。持ち込みごみの有料化により、ごみ排出の抑制や不正搬入防止を目指す。

 これまで無料だった「燃やさないごみ」「資源物」「粗大ごみ」の処理が有料化され、「燃やすごみ」を含め、いずれも10キロ当たり250円(処理困難物は300円)を徴収する。「燃やすごみ」の持ち込みは、市指定のごみ袋でも、透明もしくは半透明の袋でも有料となる。

 市廃棄物対策課によると、昨年度の家庭ごみの総排出量は約2万4500トン、市民1人1日当たりに換算すると約700グラムと年々増加傾向にあるという。市は昨年4月に「気候非常事態」を宣言し、「ごみ削減、二酸化炭素の排出抑制を推進し2050年の脱炭素社会を目指す」としている。有料化の意義について、佐藤市長は「ごみ排出の抑制のほか、リサイクル率の向上や排出量に応じた費用負担の公平性が図れる」と説明した。