下野スマートIC建設予定地

 下野市の広瀬寿雄(ひろせとしお)市長は27日の定例記者会見で、北関東自動車道「下野スマートインターチェンジ(IC)」(仮称)の整備事業について、目標としていた2023年3月の供用開始が25年度末以降になると明らかにした。19年の台風19号被害や新型コロナウイルス感染症の影響で対面での用地交渉などに遅れが生じているという。

 広瀬市長は「開通を心待ちにしている人たちには今しばらく待っていただきたい。ことしIC近くの壬生町で(会員制倉庫型量販店)コストコも開業するので、できるだけ早く工事を進めたい」と述べた。市建設水道部は「今後、共同事業者のネクスコ東日本など関係機関と協議、調整していく」と説明。本年度内に南側進入部分の一部工事に着手するという。

 下野スマートICは、壬生ICから3.4キロ、宇都宮上三川ICから5キロの地点。総事業費は27億9千万円で、市の負担は3億1千万円。近くの県道羽生田-上蒲生線沿いには「コストコ壬生倉庫店」が6月23日にオープンする予定で、周辺道路の渋滞や混雑が予想される。渋滞緩和の打開策としても下野スマートICは期待されている。