地域医療への思いを語った「県地域枠」の獨協医大生ら=27日午後、県庁

 将来的に県内の地域医療に携わることになる獨協医大1年生10人が27日、県庁で福田富一(ふくだとみかず)知事を表敬訪問した。

 10人は同大学に「県地域枠」で入学した。県が授業料や入学金の一部を貸与しており、卒業後に県職員として県内の医療機関で一定期間勤務すれば、返還が免除となる。知事表敬は勉学へのモチベーションを高めてもらおうと、県が初めて企画した。

 10人は自己紹介で「患者に寄り添い、信頼される医師になりたい」「育った栃木に恩返ししたい」などと決意を語り、福田知事は「今の気持ちを忘れず、理想とする医師となって地域医療の現場で活躍してほしい」と激励した。

 壬生町出身・在住の渡辺桃果(わたなべももか)さん(19)は「栃木の医療に貢献したい思いがさらに強くなった」と話した。