ジュニア選手と卓球台を挟んで交流する水谷さん

 【益子】小中学生などを対象とした卓球トーク・交流会(町など主催)が29日、町総合体育館で開かれ、東京五輪の卓球混合ダブルス金メダリスト水谷隼(みずたにじゅん)さん(32)が講師として参加した。

 水谷さんは幼い頃から競い合ってきた高木和卓(たかきわたく)選手(33)=東京都出身=と共に、益子卓球ジュニアクラブの選手と保護者ら約300人を前に練習方法や上達の心構えについて語った。

 窮地でも勝ち抜く精神力や練習時の心の持ち方について、水谷さんは「どんなに追い込まれても、先を読み、活路を見いだす」「甘い球が返ってきたら、練習でも強く打ち返すのが相手のため」などと、自ら体得した知恵を披露。模範試合などを通じて卓球の魅力や楽しさを伝えた。

 2人に挑戦したジュニア選手4人とのハンディ戦では、益子中卓球部部長馬籠花帆(まごめかほ)さん(15)が高木和選手に勝利して会場が沸く場面も。馬籠さんは「得難い体験ができた。高校でもっと練習して、いつか日の丸を着ける選手になりたい」と話した。