浅沼八幡宮に顕彰板を設置した氏子総代会の関係者

 佐野市浅沼町の浅沼八幡宮(はちまんぐう)氏子総代会が、同八幡宮東側に掘跡が残る阿曽沼城を築城し鎌倉幕府の御家人になったとされる阿曽沼広綱(あそぬまひろつな)の功績をたたえる顕彰板を境内に設置した。

 同会によると、広綱は藤姓足利有綱(とうせいあしかがありつな)の四男で、現在の浅沼町を治めていたという。1184年の平家追討では、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でおなじみの比企能員(ひきよしかず)に続く序列16番目で出陣したとされる。

 顕彰板は畳1畳ほどの大きさでアルミ製。「平家追討に出陣した阿曽沼四郎広綱」「鎌倉幕府御家人の中で有力な武将」などと紹介している。広綱は同八幡宮の創建者でもあることから、同会は同八幡宮を「鎌倉殿の13人」ゆかりの地としてもPRしていく。

 上岡博(かみおかひろし)代表(75)は「郷土の偉人に思いをはせ、親しみと誇りを感じていただければ」と話している。