制作したイメージソングを初披露する左から篠原さん、石川さん

 【日光】東武鬼怒川線のSL「大樹(たいじゅ)」運行1周年にあわせ、市出身の女性2人による音楽ユニット「モアモカ」が「想(おも)いよつながれSL大樹」などイメージソング3曲を作った。大樹を表現した歌詞を多く含み、盛り上がりやすいポップな曲調に仕上がっている。東武鉄道が10日に鬼怒川温泉駅前広場で開催する「運行開始1周年感謝祭」で初披露する。

 モアモカは共に市出身の飲食店店員石川桃子(いしかわももこ)さん(26)=日光市所野=と保育士篠原(しのはら)あかりさん(27)=東京都北区。ユニット名は2人の名前を基に名付けた。石川さんがボーカル、篠原さんがキーボードを担当する。

 2人は今市高の同級生で、2015年1月から地元の飲食店などを紹介する歌を作り、市内を中心にライブ活動を行うなど地域活性化に取り組んできた。大樹を通じて日光を盛り上げようと東武鉄道が2月、地元で活躍する2人にイメージソングの制作を依頼し、6月末に3曲が完成した。

 大樹のプロモーションムービーにも使われているメイン曲「想いよつながれSL大樹」は「日光 鬼怒川 今市の みんなの期待や想いをのせて 走れ 走れ」など地元を意識した歌詞になっている。他の「いっしょにロコモーション」など2曲の歌詞にも、2人が大樹に乗車し感じたことなどが含まれている。

 初披露を前に9日、取材に応じた石川さんは「これまで大勢の前で歌う機会が少なく、練習に励んできました」と緊張した様子で語り、篠原さんは「イメージソングを作り、地元の人たちと関われてうれしい。自分たちのできることで盛り上げたい」と意気込んだ。

 イメージソングは東武鉄道SL復活運転プロジェクトのホームページで聞ける。今後市内のイベントでも流し、地域への浸透を目指す。