岡村恵子氏

 2度目となる国政選挙に挑む。「岸田政権に真っ正面から対決していく。憲法9条を守る」。昨秋の衆院選栃木5区に出馬し自民現職に敗れたが、信念は揺るがない。

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 20歳で入党した。長崎県の原水爆禁止世界大会で被爆の悲惨さを知り、反戦への思いを強めた。

 佐野市内の知的障害者施設で保育士として築いた25年のキャリアが政治の道へ突き動かした。「障害のある人も幸せに生きられる社会づくりこそ、政治の役割だ」と同市議選に立候補。1999年に初当選し、6期22年務めた。

 介護現場などで働く「ケア労働者」の処遇改善や経済対策を訴える中、特に憲法9条護憲論では熱がこもる。

 街頭演説の際、有権者の意識の変化を感じる場面が増えた。ロシアのウクライナ侵攻を懸念する子どもたちが足を止め「日本が徴兵制になったら大変だ」と不安を口にする。そうした声を胸に、対話で築く平和外交の実現に向けて訴え続けるつもりだ。

 近所のスポーツジムで汗を流すのがひとときの息抜き。「減量できて体力も付いた」と精力的に全県を駆け回る。