上野通子氏

 「私は栃木のお母さんですから」。地元への愛情と責任を、そう表現する。

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 高校で国語教員を16年間務め、3人の子どもを育てた。県議を経て国会議員となり、一貫して教育分野に注力してきた。「人への投資が未来をつくる」と熱く語る。参院2期目で文部科学副大臣を務めた。

 心身共に良好な状態を示す「ウェルビーイング」の重要さに党内でもいち早く注目。党の特命委員会で委員長を担い、さまざまな分野での推進を目指し党内外で議論をけん引している。「幸福度を抜きに経済成長は語れない。政治は国民を幸せにするためにある」

 4月下旬、那珂川町で田植えに参加した。「農業者の7割は65歳以上。担い手となる青壮年のための施策も必要だ」と強く感じた。農林業のIT化やデジタル田園都市構想、人材育成-。施策実現への思いを新たにした。

 移動中も打ち合わせの電話に割くなど多忙な日々。趣味の映画鑑賞や読書から遠ざかるが、つかの間の休息には「お風呂に入り、ミントティーを入れる。何もしない時間もすてきでしょ」と頬を緩めた。宇都宮市内の自宅に夫と三女と暮らす。64歳。