独唱者に選ばれた青柳さん(左)と高橋さん

 7月8日に開幕する「第104回全国高校野球選手権栃木大会」の開会式で、国歌と大会歌を独唱する高校生を選ぶオーディションが25日、宇都宮工高で行われた。今年から初めて男子の参加を受け付け、国歌は栃木3年の青柳海斗(あおやぎかいと)さん(17)、大会歌は栃木女3年の高橋清音(たかはしさやね)さん(17)が務めることが決まった。

 国歌独唱は第98回大会、大会歌独唱は第94回大会から始まった。新型コロナウイルスの影響で実施を見送っていた開会式が3年ぶりに行われるため、オーディションも復活した。

 参加したのは県内の高校に通う男子5人、女子19人。1人ずつ国歌「君が代」と大会歌「栄冠は君に輝く」の2曲をアカペラで歌い、識者や県高野連関係者らが審査した。

 男子で初の独唱者となった青柳さんは「自分で挑戦して選ばれたのはうれしい。チームの間で絆が再確認できるような歌を歌いたい」。合唱部の高橋さんは目に涙をにじませて喜び「多くの人の思いが詰まった舞台。心を込めて歌いたい」と抱負を語った。