「とちまる安心通知」のQRコード読み取りを呼び掛ける掲示物が置かれたコンビニ=2020年11月、宇都宮市内

 栃木県は30日、店舗などに掲示された専用QRコードを読み取ることで新型コロナウイルスの感染リスクの通知を受け取れる「とちまる安心通知」の運用を終了した。1年10カ月の運用で、通知の発出は1件もなかった。県は、利用を促すポスターなど掲示を撤去するよう店側に呼びかけている。

 安心通知は県の「LINE(ライン)」アカウントの一機能。店舗での濃厚接触者が特定できない際の活用を見込んだが、そうした事例自体が少なかった。オミクロン株の拡大以降は感染者が出た店の特定も行わなくなり、実態と見合わなくなったため、県が打ち切る方針を示していた。

 県はQRコードを発行した店に対して、掲示を撤去し、客への利用呼びかけを終えるよう要請している。