リーフレットの作成に携わった足利工業高校産業デザイン科2年生の生徒たち

学校生活におけるマスクの着用に関するリーフレット(小学校低学年向け)

学校生活におけるマスクの着用に関するリーフレット(小〜高校生向け)

リーフレットの作成に携わった足利工業高校産業デザイン科2年生の生徒たち 学校生活におけるマスクの着用に関するリーフレット(小学校低学年向け) 学校生活におけるマスクの着用に関するリーフレット(小〜高校生向け)

 【足利】県教委が1日までに作成した学校生活における適切なマスク着用を周知するリーフレットで、イラスト制作を足利工業高産業デザイン科2年、塚田(つかだ)みほさん(16)らが担当した。リーフレットは小学〜高校生向けと小学校低学年向けの2種類で、イラストもそれぞれ描いた。塚田さんは「誰が見ても理解できるように意識した」と振り返った。

 リーフレットは5月下旬、文部科学省が学校生活におけるマスク着用の留意点を改めて示したことを受けて作成。県教委が各市町教委へデータで配布し、子どもたちに周知している。

 県教委学校安全課によると、体育の授業や熱中症の危険性があるときにはマスクを外していいことをより強調する内容という。作成にあたり、デザインを専門的に学ぶ産業デザイン科のある同校にイラストの制作を依頼した。

 取り組んだのは同科の生徒34人。実習の課題として授業時間を使い、それぞれがイラストを描き、最終的に塚田さんら2人のイラストが採用された。

 体育や部活動、登下校、休憩時間の外遊びにおけるマスク着用について説明する中で、小学校低学年にも興味を持ってもらえるようイラストに日光の三猿を用いたり、マスクの着用が必要な運動以外の場面を表現するために着替えのシーンを描いたりするなど、さまざまな工夫を重ねた。誰が見ても分かりやすい表現を心がけ、不適切な表現がないかどうかにも気を配ったという。

 制作依頼から完成までの期間が約1週間と短く、迅速な作業が求められたが、塚田さんは「県の担当者や先生に相談しながら完成させることができた。いい経験になった」と話した。