車掌体験をする参加者=2日午後、小山新幹線車両センター

 東北新幹線開業40周年を記念し、JR東日本は2日、小山市喜沢の小山新幹線車両センターで体験ツアーを初開催した。親子12組が参加し、普段は入ることのできない同センターの見学や仕事体験を楽しんだ。

 同センターは東北新幹線開業前の1978年、新幹線の試験運転をする基地として開設された。現在は県内で唯一、車体や車内の清掃・検査をする基地となっている。

 ツアー参加者は、JR小山駅でE5系に乗り、回送線で同センターに到着。車両正面での記念撮影や車両下側の見学などを楽しんだほか、車掌やワゴンサービス、清掃、車両点検の仕事を体験した。JR職員が実習で利用する技能教習所で新幹線の仕組みなども学んだ。

 埼玉県所沢市、小学6年笹川郁(ささかわかおる)君(11)は「新幹線はたくさんの人が利用するので、それに関わる仕事はとても重要だと思った」と笑顔を見せた。同社大宮営業統括センター準備室の佐藤一寿(さとうかずとし)主任(45)は「今回の体験を通して、子どもたちに夢を与えることができれば幸いです」と話した。