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国体に向けた訓練で駅ホームに現れた不審者役を取り押さえる警察官=4日午前10時50分、西川田駅

 開催まで3カ月に迫った「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」に向け、宇都宮南署と東武鉄道は4日、メイン会場のカンセキスタジアムとちぎ(宇都宮市)の最寄り駅となる東武宇都宮線西川田駅で、不審者対応に備えた合同訓練を行った。

 同署員や駅員ら約50人が参加。隣の安塚駅の駅員から「列車内に不審者がいる」という通報を受けたとの想定で実施した。

 駅員と警察官はホームで到着する列車を待ち、降りる乗客役を避難誘導。刃物を振り回して暴れる不審者役を、刺股や金属製の盾を持った警察官が取り押さえた。駅員らは警察官から刺股の使い方を教わった。

 訓練後、同署の印南浩司(いんなみこうじ)署長は「実践的な訓練ができた。引き続き双方の連携をお願いしたい」と講評。西川田駅を管理する熊倉与一(くまくらよいち)東武宇都宮駅長は「メイン会場の玄関口で多くの選手や関係者が使う。想定外の事態がないよう、訓練を繰り返し、対応能力を高めたい」と話した。