着装講座に参加した生徒たち

 【足利】足利短期大付属高でこのほど、浴衣の着装講座が開かれ、3年生約130人が浴衣の着付けとお辞儀の作法に挑戦した。

 浴衣を通して日本文化に触れ、マナーも身に付けてもらおうと2009年から実施している。今回は8日間にわたり、装道礼法きもの学院県認可連盟の小澤千代子(おざわちよこ)さん(79)らが講師を務めた。自身で浴衣を着た経験がない生徒も多い中、講師の指導を受け浴衣の着付けを学んだ。

 着付けが完了するとお辞儀の練習へ。立礼と座礼の角度やタイミングを意識しながら取り組み、和装にふさわしい立ち居振る舞いを身に付けた。

 三田敏子(みたとしこ)校長(62)によると、3年生は新型コロナウイルス禍により多くの学校行事が中止になったという。「ひとつでも行事を経験させられて良かった」と目を細めていた。

 自分で浴衣を着たのは初めてという高瀬璃夢(たかせりむ)さん(17)は「難しかったが、いい経験になった。着付けなど学んだことを今後も生かしたい」と話した。