村山史織さん

 小山市内で夫とともに、長年使われていなかった空き家を民泊に活用する事業に取り組んでいます。現在は3軒を運営中。部屋の清掃を子育て中のお母さんに委託し、雇用の創出につなげようとも試みています。

 投票には毎回行きます。ただ、国政選挙は市長選や市議選など地方の選挙と比べて距離を感じます。地方創生ということでさまざまな予算措置が取られていますが、どう活用されているのか分かりにくいものもある。具体性を持って議論を深めてほしいと思います。

 私にも1歳8カ月の子どもがいることもあり、子育て施策には注目しています。希望する保育園を利用できず、仕事を辞めざるを得なかった友人もいます。少子化が進む中、子どもを産んでも働き続けやすい環境づくりや教育費の負担軽減の必要性を感じます。

 民泊のお客さんは東京からが中心です。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出された際は、予約がキャンセルされたこともあります。海外のツアー受け入れが始まっていますが、私たちのような小さなところには入ってこない。ワクチン接種を進めながら旅行も推進するなど、バランスの取れた対策を望みます。

 最近は「投票に行こう」という呼びかけが増えているように感じます。一方で、特に若い人の投票率が低いのが気になります。このままでは、若者世代への施策が充実されないかもしれない。

 候補者の中に選びたい人がいない、という現実もあるのかもしれません。でも、交流サイト(SNS)などでは、各党の公約やこれまでの政策を比較する取り組みも多い。読むと分かりやすく理解できるものもあります。関心を持って調べてみて、多くの人に投票へ行ってほしいです。

 【略歴】むらやま・しおり 1991年生まれ。静岡県沼津市出身。2019年1月に小山市内に移住し、夫とともに合同会社ダイバーステイを設立。