第71回秋季県高校野球大会兼関東地区大会県予選(県高校野球連盟主催、下野新聞社など後援)最終日は1日、清原球場で佐野日大-作新の決勝を行い、佐野日大が2-1で作新に逆転勝ちし、5年ぶり6度目の栄冠を手にした。作新は2年連続の準優勝。
佐野日大は1点を追う三回、無死一、三塁から1番佐藤浩之(さとうひろゆき)の遊ゴロ併殺崩れの間に三走が生還し同点。さらに1死満塁の好機で主砲橋浦大知(はしうらだいち)が中犠飛を放ち逆転した。主戦右腕の松倉亮太(まつくらりょうた)は切れ味鋭いスライダーを武器に7回1失点と好投。八回からは2番手の左腕松本翔大(まつもとしょうた)が無失点に抑えた。
2年ぶりの優勝を狙った作新は初回、1死一、二塁から主砲坂主清(さかぬしきよし)の左前適時打で先制したが、その後は好機で一本が出なかった。
佐野日大、作新の両校が出場する関東大会は20日から甲府市の山日YBS球場で開催される。