トラックの荷台へ誘導される乳牛

 【大田原】湯津上の市大野放牧場で6日、牛の全頭収牧が行われ、春から約半年間を過ごした計33頭が冬を迎える前に飼い主の待つ農場へと帰った。

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 曇り空の下、午前8時から作業が始まり、牧場の一角に集めた牛たちの体重や体高を一頭一頭チェックした後、同放牧場利用組合の組合員らがトラックまで誘導した。動くのを嫌がり、首を振って踏みとどまろうとする牛たちを数人がかりで荷台へと押し上げた。

 放牧された57頭のうち、途中で下牧した牛を除き乳牛25頭、和牛8頭を全て収牧。約28ヘクタールの牧場で草をはみ、大きく成長した牛は平均約102キロ、最大178キロの体重増が確認された。

 同組合の長谷川賢一(はせがわけんいち)組合長(67)は「牛たちは、猛暑の夏場は木陰の風通しの良い所で休んでいたので心配はなかった。妊娠中の牛も多いが、放牧で骨盤が強くなっているので、無事出産してくれると思う」と目を細めていた。