古の道 通称「鎌倉街道」を行く!
NHK大河ドラマで注目される「鎌倉」。日光市内には、地元の人から「鎌倉街道」と呼ばれる古道がある。小代(こしろ)から明神地区に延びる約2キロのその道を5月初旬、歩いてみた。
落合公民館北側の杉林に入る辺りに、手作り風「古の道(通称鎌倉街道)」の立て札。
案内役は日光だいや川公園だいや体験館職員、罇史郎(もたい・しろう)さん。
枯れ葉などが踏み固められた道が北へと延びる。
100メートルほど進むと右手に道標がある。前側には「右 をさく」「左 大谷」などと刻まれている。「をさく」は石裂山(おさくさん)のこと。裏側には「明和四丁亥年」の文字。1767年という。背後にあるのは、落合地区まちづくり事業として今年設置された説明版だ。
杉林が続く。シダなどが茂る緑濃いエリアを抜け、再び杉林に。ツツジやフジなども自生している。
途中、分岐したり舗装で途切れたりして不明な箇所も多いというが、罇さんは「昔ながらの風情ある道。このまま後世に残し伝えられないか」と願う。自ら調査し、朽ちた枝の片付けや草刈りなどにも精を出す。
こうした罇さんの取り組みをきっかけに郷土史研究グループ「日光ふるさとボランティア」(中川光熹代表)も地域住民らへの聞き取り調査や現地調査を展開、ほぼ完了したという。
古から現代へと続く「鎌倉街道」。貴重な歴史資源、地域資源としてこの先も永く守り伝えていきたい。











