
今年で100回目を迎える夏の甲子園。県勢が過去に繰り広げた数々の名勝負を当事者の証言とともに振り返る。
今年で100回目を迎える夏の甲子園。県勢が過去に繰り広げた数々の名勝負を当事者の証言とともに振り返る。
(Kindle版)
1896年10月17日、宇都宮市内で中等学校野球の対抗試合があった。対戦したのは現在の宇都宮高校と水戸第一高校。日本で最も古い高校野球の記録である。
それから19年後の1915年、全国高校野球選手権が産声を上げた。第10回から現在の阪神甲子園球場に舞台を移し、いわゆる夏の甲子園大会として、高校球児の憧れの存在となり続けている。
100年の時を刻んだ高校野球。甲子園をめぐる戦いは、さまざまなドラマを生んだ。逆転劇に歓喜し、偉業に興奮し、敗戦に涙した。それらの名場面が、栃木県民の脳裏に焼き付いている。