2018年度に入社した新入社員に6項目の質問に答えてもらいました。

新入社員の基本データ

部門:編集8人、ビジネス5人、デザイン1人

性別:男性7人、女性7人

出身:栃木県内10人、県外4人

①入社前と後のイメージで変わった点はどんなところですか

運動部・女性:

入社前は、取材を通して様々な人に出会えることや貴重なお話を伺えることが、ただただ楽しみでした。入社してから気づいたのは、「記者は常に良い人でいられるわけではない」ということです。スポーツの取材なら、敗戦し悔し涙を流す選手から、敗因は何なのか、反省点はどこなのかを聞き出さなくてはいけません。「放っておいてほしいのに」という心の声が聞こえて来るときもあります。それでもしっかりと向き合って取材し、読者に伝える義務があります。不祥事や事件事故など、喜ばしくない出来事を報道するときには尚更、渦中の人物にどう思われようと、諦めずに真実を追究する心が必要になります。入社前はそのような「報道者としての使命」を、全く理解できていなかったように思います。そのイメージが、入社してから一番変わりました。

総支局・女性:

入社前は堅い社風というイメージでしたが、上司と相談する機会も多く、思っていたよりも柔軟な職場環境でした。普段の原稿から企画の募集まで、部下の意見を聞いてくれる機会が定期的にあります。

総支局・男性:

取材先との距離が思っていたよりも近いことです。入社前は、「広く浅く」の人間関係なのかと思っていましたが、この1年働いてみて、「広く深く」の人間関係が必要だと感じるようになりました。

総支局・男性:

入社前から、穏やかで風通しの良い社風と聞いていたので、ギャップはほとんどありませんでした。むしろ、想像していた新聞社のイメージは「プライベートも犠牲にして24時間働く」というものだったので、きちんとプライベートも大切にしてもらえる環境だと気づき、驚きました。

総支局・男性:

新聞というと政治や経済、社会的なニュースなど、堅苦しさを感じるような話題ばかりが掲載されているのではというイメージだったが、下野新聞社は地域面やくらし面も非常に充実している。地域面は読者に元気を与えられるような面だと思います。

総支局・女性:

新聞社はマスコミの中でも堅いというイメージだったが、先輩方の性格や服装などを総合的にみると、堅苦しくない。どちらかというと自由な雰囲気。

総支局・男性:

記事を書く責任の大きさ。新聞に掲載する以上、読者、取材相手、方々に影響がある。間違いがあった場合、会社にも迷惑がかかる。「訂正」は自分も落ち込む。分かっていたつもりだったが、再認識した。

販売部・男性:

新聞社といえば堅くて、過去の前例に縛られた亡霊みたいなイメージがありましたが、部数や広告が落ちていく中でどうやったらこの先もっと新聞を読んでもらえるのかと、積極的に新しいことにチャレンジしていく社風な点。

営業部・女性:

掲載した広告に反響があったと聞いたときです。例えば、セミナーの告知広告を掲載した際に、クライアントから連絡があり、すぐに定員いっぱいになったと言われました。とても感謝され、これだけ影響力のある媒体に携わっていると実感することが出来ました。

営業部・女性:

想像以上に多種多様な業務があることです。私が入社してすぐは映画「キスできる餃子」関係の仕事が多く、毎日「こんな仕事もあるのか!」と驚きばかりだったのを今でもよく覚えています。

地域創造部・男性:

入社前は新聞社なので堅いイメージが強かったが、実際に入社し、仕事をしていくと入社前に思っていた堅いイメージは全くなく、むしろ他の会社と仕事をする中で下野新聞社がいかに柔軟で自分の考えを形にしやすい環境だと思っています。

ソーシャルスポーツ部・女性:

入社前は、新聞社は「男性の職場」というイメージがありましたが、クロスメディア局では女性が多く、みなさん活躍されているため、そのようなイメージはなくなりました。

 

②どのような時にやりがいを感じますか

社会部・男性:

取材活動を通して徐々に真実に迫っていく瞬間にやりがいを感じました。

運動部・女性:

読者の方から「良い記事だね」「記事にしてくれてありがとう」という温かいお言葉をもらえたときは、本当にやりがいを感じます。自分の仕事が、紙面という形になってはっきりと成果に表れる。そして、それに対する読者の方の反応がダイレクトに感じられる。そういった面では、やりがいを感じやすい仕事だと思います。

総支局・女性:

取材相手から専門分野の話や情熱を持って取り組んでいることを教えてもらうとき、楽しくてやりがいを感じます。

総支局・男性:

私が記事にしたニュースをきっかけに、そのニュースが他紙でも取り上げられるようになったり、社内で話題になっていたりするときです。

総支局・男性:

自分の署名入りの記事が紙面に出た時は苦労が吹き飛ぶ思いです。また、取材を通して地域の人や読者に「いつも読んでますよ」「載せてくれてありがとう」と声をかけてもらったときも、胸がじんと熱くなるほどうれしさを感じます。

総支局・男性:

署名記事を掲載してもらえたとき。仕事をした一つの証として捉えることができるし、家族や関わりがある人からも頑張っているんだなと思ってもらえる。時間がない中でも仕事をもらえたとき

総支局・女性:

取材相手が掲載後に、「反響があった」「いろんな人が新聞を読んで連絡をくれた」などと連絡をくれたとき。

グラフィックス部・女性:

このデザインでいいのだろうか、と常に自問自答しながら制作しています。全くアイディアが浮かばないことや、散々悩んだあげく最初のデザインに戻ることもあります。何回も修正が重なる時もあります。大変に感じることも多いですが、そうして試行錯誤しながらデザインを作り上げていくことにやりがいを感じています。

地域創造部・男性:

イベント業務を行う中で、運営マニュアルや進行台本を作り、イベント当日に自分が作ったマニュアルや台本通りにイベントが進んでいくと、準備してきたことが形になったことを実感でき、やりがいを感じる。

ソーシャルスポーツ部・女性:

・イベントを実施して委託先の方々に感謝されたとき

・イベントに多くのお客様にご来場いただいたとき

③仕事の大変さを感じるのはどのような時ですか

運動部・女性:

当たり前ですが、何一つ間違いのない記事を書かなくてはいけないところです。まず取材の段階で的確な質問ができないと、情報もあやふやになります。限られた取材時間の中で、必要な情報を正確に聞き出すのは、想像以上に難しいことでした。そして取材を終えると、その日の内に記事を書き終え、次の日の紙面に載せなければいけません。まさに時間との勝負となりますが、焦ると入力ミスが出やすくなり、確認も怠りがちになります。しかし、もし紙面に誤りを出してしまったら…。取材を受けてくださった方を傷つけ、読者を裏切ることになります。どんなに一刻を争う状況でも、確認をおろそかにしてミスを出すことは絶対に許されません。「的確な取材」「徹底した一字一句の確認」。この2つの記者としての基本は、本当に大変で難しいことだと常々感じています。

総支局・女性:

取材時に聞き難いことを聞くときなど、言い回しによって取材先に誤解を与えることもあるので、学生時代よりも言葉使いに気を配るようになりました。まだ慣れず、難しいです。また当たり前ですが、自分が話を理解しないと原稿を書けないので、内容が難しい話や複雑な話を原稿にするときはとても頭を使っている気がして大変な思いです。

総支局・男性:

冬季の外での取材です。

総支局・男性:

事件、事故の対応などです。警察官は、事件や事故のことについてあまり積極的に語りたがりません。そんなとき、情報をどう明かしてもらうかいつも思案しています。

総支局・男性:

取り上げる話題の価値判断が難しい。取材相手に満足してもらえる原稿が書けるかどうか。警察対応は相手に引かれたり、「しつこい」と思われないようなぎりぎりのラインを攻めないといけない。

総支局・女性:

時間に関係なく事件、事故対応のための警戒や火災時の出勤をしなければならない時。業務自体というより、仕事とプライベートの時間の線引きが難しい。

総支局・男性:

・事件・事故・火災の警戒、警察発表の対応は神経質になる。発生・発表が朝早い、夜遅い時間帯の場合は腰が重い。

・取材対象が多岐にわたるので、勉強が必要だと感じる。

営業部・女性:

新聞は毎日発行されることから、仕事が重なる時期があり大変と感じることもあります。先の予定も視野に入れながら仕事に取り組むことが大切だと思っています。

地域創造部・男性:

イベントの準備や打ち合わせ時に、クライアントの要望を形にする時ソーシャルスポーツ部・女性:イベント運営業務では、設営や当日は体力仕事が多く、肉体的なタフさが求められるとき。

④平均的な労働時間を教えてください

総支局・女性:

定時退社が多いので、7時間半です。

総支局・男性:

7時間半。取材時間の関係や事件事故の発生で昼ご飯休憩を取らないことも週に1回程度あります。

総支局・男性:

午前9時~午後6時(9時間ほど)。事件・事故の警察発表があれば随時対応(取材、執筆で1時間ほど)

総支局・男性:

8時間(午前9時~午後6時)

グラフィックス部・女性:

出社が10時、退社が18時30分、休憩を1時間挟んで労働時間は7時間30分です。日によって、30分~1時間ほど残業することもあります。

販売部・男性:

約8時間。

営業部・女性:

8時30分ごろに会社に来て、業務を始めます。だいたい会社を出るのは18時30分~19時の間ぐらいです。

営業部・女性:

8時過ぎに出社し、9時に始業、お昼休みを挟んで18時半~19時頃には退社します。平均して8.5~9時間労働です。

地域創造部・男性:

8時間

ソーシャルスポーツ部・女性:

8時間~9時間/1日

 

⑤仕事とプライベートの両立はどうしていますか

社会部・男性:

休める時にしっかり休むことで両立しています。休日は趣味を楽しんだりしています。

総支局・女性:

切り替えの早さを大事にしています。休日に仕事の確認が必要な時は、10分だけ確認してその後は仕事を忘れて遊びます。

総支局・男性:

大学時代の友人がツイッターで「毎日2時間早く寝れば、1週間で体感では10時間も早く土日を迎えられる」とつぶやいていました。休日を満喫するため、仕事の日は早く寝ています。

総支局・男性:

休みの日は県外に遊びにいったり旅行に行ったりします。出勤日も仕事が終わればゲームをしたり動画を見たりと自宅でゆっくり過ごしています。ただ、仕事が終わった後も、自分の書いた原稿の誤字脱字や見出しのチェック、事件・事故があった場合は対応しなければならないので、その日の紙面ができあがる降版時間までは気が抜けません。総体的に考えるとプライベートな時間は減っている気がします。

総支局・男性:

休日は羽を伸ばして遊ぶようにしている。なるべく仕事のことを考えずに済むよう、前日などに仕事をきれいに片付けることを心掛けている。警戒などで、仕事日と休日の境目があいまいになったりもするが、休めるときに休む。

グラフィックス部・女性:

仕事とプライベートを、自分の中でしっかり区別することが大切だと考えています。仕事には私情を持ち込まず集中して作業し、プライベートの時間には仕事のことを忘れるようにしています。

販売部・男性:

両立はうまくできているか分かりませんが、休みの日は仕事のことは出来る限り忘れるようにしてます。自分の所属する部でも上司がONとOFFの切り替えが大切という認識をもっているので、休みの日まで仕事を強制される心配がありません。

営業部・女性:

私は趣味でテニスをやっているので、毎週決まった平日に練習があります。また、休日に大会などに出ているのですが、入社してから今まで練習も試合も、仕事の為にいけなかったことはありません。プライベートを充実させることは、良い仕事をするうえで大きな活力になります。また、クライアントとの雑談の中で、テニスの大会での結果などを話すと興味を持っていただいたりするので、プライベートで話のネタを作ることも大事だと感じています。

営業部・女性:

私が所属する部署は、イベント等がある日は出勤がありますが基本的に土日休みです。私の場合、平日は仕事、土日はプライベートで切り替え、友人と遊んだり趣味を楽しんだりしています。

地域創造部・男性:

休みがしっかりとれる会社なので、休日は満喫できる。

ソーシャルスポーツ部・女性:

休日は仕事のことは考えず、リフレッシュに集中しています!

 

⑥下野新聞社の魅力はどんなところですか

社会部・男性:

県紙、郷土紙ということで、県民との距離感が近いというところです。先輩方や地域の方々に声をかけて頂き、やりがいを感じながら仕事に励むことができます。

総支局・女性:

地方紙としての責任を持っていることです。地域の発展という明確な理念があるので、社員がぶれずに仕事に取り組めるのではないでしょうか。

総支局・男性:

気に掛けてくれる先輩方です。宿直などで本社に行くたびに、最近掲載された記事についてなど、アドバイスしてくれます。

総支局・男性:

なによりも「人」だと思います。県民、読者から信頼される新聞を作ろうという先輩方の思いには圧倒されます。私もいつか後輩を指導する立場になったときは、このよき伝統をしっかりと受け継いでいきたいと思います。

総支局・男性:

県内に17の総支局があり、そのネットワークの広さから国単位の大きな話題やスクープなどがあったときなど、関係者や地元の反応をいち早く伝えることができる。各地の話題を幅広く扱っており、読者の支持が大きい。「県民の良識」と言っていただけることもあります。

総支局・女性:

面倒見の良い人が多く、困った時に助けてくれる人や一緒に考えてくれる人がいる。

総支局・男性:

自分がやりたいことは、存分にやれると思う。

営業部・女性:

栃木県の為に仕事が出来ていると実感が出来ることです。様々な業種の方々と関わることができるため、知識も増えていきます。影響力の大きい媒体に携わっていることにより、プレッシャーもありますが、出来上がったものを見たときは大きな達成感があります。

営業部・女性:

様々な分野から栃木に深く関われるところだと思います。私は栃木県出身ですが、まだまだ栃木について知らないことがあると日々実感させられます。

地域創造部・男性:

・人の良さ。社員それぞれ部署や業務は違うが、1人1人が下野新聞社として誇りをもって仕事をしている。

・若手の意見もしっかり受け入れられる。なにかを行うに当たり、若手の意見も尊重・反映される。

・地域の人をはじめ、様々な人と関わることができる。仕事を行う中で、様々な業種の人と関わることができ、物事に対し様々な角度からの意見を得ることができる。

ソーシャルスポーツ部・女性:

新聞社の枠にとどまらず、幅広く事業を展開している点だと思います。