しもつけ21フォーラム/リンベル・東海林社長/成長へ品質追求不可欠/贈答事業拡大の背景解説

しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の6月例会が24日、宇都宮市内で開かれ、大手カタログギフト販売のリンベル(東京都)の東海林勇丞(とうかいりんゆうすけ)社長が「ギフトを核としたソリューション企業に-人・地域・社会をつなぐ『贈る心』-」と題して講演した。お中元など季節の贈答品市場が縮小する中、個人・法人向けの日常的なギフトや自治体支援のニーズを捉え、売上高の増加につなげていることを解説した。

 同社は1987年設立。近年はブライダルギフトを中心に、通信販売や自治体支援などに事業領域を拡大している。

 東海林氏は、4万点以上の商品を取り扱うため、情報通信技術(ICT)を活用して商品企画から配送、アフターフォローまでの一貫体制を構築したことを紹介。「手間や人手は非常にかかるが、同時に他社の参入障壁にもなっている」と強調した。

 利用者が独自のギフトリストを作成できるサービスや、自治体のふるさと納税の事務受託など新たな試みにも触れ、「ギフトは心が動く瞬間に利用されるため、品質への投資は欠かせない。質の追求こそがブランドの核心になる」と語った。

 東海林氏は1980年生まれ、山形県出身。金融会社勤務を経てリンベルに入社した。管理本部長、営業本部EC統括部長などを歴任し2024年2月から現職。