
デザインを一新した星カード
日光市内各所の星空を楽しんでもらおうと、市観光協会はこのほど、デザインを一新した「星カード」の配布を始めた。カード化した5エリアを巡りながら、日光の冬の魅力である星空を楽しんでもらう。同協会の担当者は「各地域を巡ってもらいながらデザインが新しくなったカードを手に取っていただき、実際の星空も見てほしい」と話す。配布は3月末まで。
星カード配布は冬季の観光誘客事業「星降る夜の日光」の一環。2020年に配布を始め、今回は市内在住で下野写真協会会員の公務員北山建穂(きたやまたてほ)さんが撮影した星空の写真を採用した。
カードはこれまでと同じ戦場ケ原、中禅寺湖、足尾古河橋、霧降高原、日光の社寺表参道の5種類。表面に各エリアの美しい星空がデザインされ、裏面のQRコードを読み込むと星空の解説が聞ける。担当者は「解説は英語版もあるので、海外の観光客にも楽しんでもらえる」とPRする。
日光湯元ビジターセンターや日光自然博物館、日光山輪王寺三仏堂下札所など各地の配布場所で入手できる。新デザインの全種類を集めると、「日光の社寺」の世界遺産登録25周年を記念した特製カードがもらえる。
このほか、「星と日光の結びつき」と題する講座を市内で今月18、25日に実施する。
カードは無くなり次第終了。配布時間や場所などの詳細は同協会のホームページで確認できる。(問)同協会0288・22・1525。