
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第26回下野新聞紙上写真コンテスト(本年度3月分)では宇都宮市ゆいの杜5丁目、無職金澤誠(かなざわまこと)さん(63)の「希望」が金賞に選ばれた。
雲を通して輝く陽光と共に、ヨシ焼き後の渡良瀬遊水地に浮かぶ気球をカメラに収めた。金澤さんは「渡良瀬遊水地は焼けた跡も魅力的。植物が再び成長していく過程に再生への希望を感じるので気球を通して希望を表現した」と話した。
今回は会員54人から138点の応募があり、特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点を紹介する。「選外佳作」の約20点は今後、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
■金賞
▽「希望」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)
■銀賞
▽「ムーン・ライト・ライン」/半田智彦(はんだともひこ)(宇都宮)
▽「湖上の五線譜」/安野茂男(やすのしげお)(下野)
■銅賞
▽「光と闇」/鶴田直樹(つるたなおき)(宇都宮)
▽「冬の航跡」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
▽「危機一髪」/佐藤重男(さとうしげお)(宇都宮)
■入選
▽「分け火作り」/松島暁美(まつしまあけみ)(宇都宮)
▽「天と地の祈り」/伊藤孝(いとうたかし)(真岡)
▽「春の林ボール」/手塚靖(てつかやすし)(宇都宮)
▽「漁を終えて」/古内正美(ふるうちまさみ)(宇都宮)
▽「やった大吉だぁ」/金田正夫(かねだまさお)(鹿沼)