下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第29回下野新聞紙上写真コンテスト(本年度12月分)の審査が15日までに行われ、金賞に宇都宮市ゆいの杜5丁目、無職金澤誠(かなざわまこと)さん(63)の「帰宅を彩る」が選ばれた。
芳賀町内での花火大会と次世代型路面電車(LRT)、信号待ちの車などを組み合わせた。金澤さんは「花火、LRTや車のブレーキランプのにぎやかな赤色を出したかった。狙い通り」と振り返った。
今回は会員53人から141点の応募があり、SPS副会長の三浦一久(みうらかずひさ)編集局長らが審査。金賞、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点は26日付特集面で紹介する。選外佳作の約15点は今後、地域面の「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
■金賞
▽「帰宅を彩る」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)
■銀賞
▽「古の秋」/長江久男(ながえひさお)(栃木)
▽「祭のフィナーレ」/半田智彦(はんだともひこ)(宇都宮)
■銅賞
▽「レモン彗星と中禅寺湖畔の紅葉」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)
▽「射し込む光」/舘脇守男(たてわきもりお)(矢板)
▽「あっ!むこうの踏切鳴ってる!」/北村通英(きたむらみちひで)(宇都宮)
■入選
▽「竹林の滴り」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
▽「佇む」/古内正美(ふるうちまさみ)(宇都宮)
▽「紅葉」/佐藤重男(さとうしげお)(宇都宮)
▽「ブルーステージ」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
▽「向秋の光跡」/小原知道(おばらともみち)(宇都宮)
