
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第21回下野新聞紙上写真コンテストの本社選考委員会(委員長・手島隆志(てじまたかし)編集局長)で、金賞に宇都宮市西原町、山口智之(やまぐちともゆき)さん(76)の「光のネットワーク」が選ばれた。
ズームをしながらスローシャッターで撮影した画角の異なる複数の画像をカメラ内で1枚に合成する方法で、自宅から見える夜景を光跡と共に切り取った。山口さんは「横と縦の光の流れが面白い作品となった。15年ほど写真を撮っているが、今後も楽しみながら続けていきたい」としている。
今回は会員41人から109点の応募があった。特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点を紹介する。「選外佳作」となった約20点は来年1月以降、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
■金賞
▽「光のネットワーク」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
■銀賞
▽「星はめぐりて」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)
▽「朝の輝き」/百目鬼アイ子(どうめきあいこ)(宇都宮)
■銅賞
▽「色が飛ぶ」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)
▽「やいた花火」/阿久津律人(あくつりつと)(栃木)
▽「ドナルドダックがやって来た!」/村岡大学(むらおかだいがく)(宇都宮)
■入選
▽「照れるなぁ~!」/出井章則(いでいあきのり)(栃木)
▽「落葉模様」/阿久津喜代四(あくつきよし)(宇都宮)
▽「先陣を切って」/中嶋次男(なかじまつぎお)(小山)
▽「胞子舞う」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
▽「真夏の夢」/手塚靖(てつかやすし)(宇都宮)