若菜会長(左)から賞状を受け取る増川さん(左から2人目)ら受賞者=20日午後、下野新聞社本社
若菜会長(左)から賞状を受け取る増川さん(左から2人目)ら受賞者=20日午後、下野新聞社本社

 下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第5回定期総会が20日、下野新聞社で開かれた。役員を含めて会員21人(委任73人)が出席し、本年度事業計画など計7議案を原案通り承認した。
 2022年度紙上写真コンテスト年間賞の表彰式では金賞の増川保紀(ますかわやすのり)さん(82)=宇都宮市、銀賞青木直浩(あおきなおひろ)さん(45)=栃木市、銅賞江草保幸(えぐさやすゆき)さん(70)=壬生町=に若菜会長から表彰状と記念品が贈られた。
 若菜会長は「一枚の写真の持つ力は大きい。先進7カ国の首脳が原爆資料館を昨日訪れたが、被爆者の写真が世界観や人生観に影響を与えたのではないか。会員の皆さんの写真も読者に感動や共感を与えている。今後も生き生きとした写真を期待したい」と述べた。
 総会後、県総合文化センターで21日まで開催中の「第26回しもつけ写真大賞展」会場で、会員向けギャラリートークを初実施し、大手義雄(おおてよしお)副会長が会員の入賞作品について講評した。