
下野写真協会(SPS、会長・若菜英晴(わかなえいせい)下野新聞社社長)の第22回下野新聞紙上写真コンテストの本社選考委員会(委員長・手島隆志(てじまたかし)編集局長)で、金賞に宇都宮市鶴田町、村岡大学(むらおかだいがく)さん(74)の「夕陽(せきよう)を進む」が選ばれた。
鬼怒川に架かる橋を進む次世代型路面電車(LRT)と夕日が重なる瞬間を捉えた。村岡さんは「太陽がいつ、どこに落ちるのかを調べ、川沿いを歩いて列車に夕日が入るベストな場所を探した。良いタイミングで撮影できた」としている。
会員37人から100点の応募があった。特集面では金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、入選5点の計11点を紹介する。「選外佳作」となった約10点は今後、地域面のコーナー「撮っておきの一枚」で随時掲載する。
■金賞
▽「夕陽を進む」/村岡大学(むらおかだいがく)(宇都宮)
■銀賞
▽「バックテール」/金澤誠(かなざわまこと)(宇都宮)
▽「銀河鉄道」/北山建穂(きたやまたてほ)(日光)
■銅賞
▽「幼馴染み」/江草保幸(えぐさやすゆき)(壬生)
▽「目覚め」/百目鬼アイ子(どうめきあいこ)(宇都宮)
▽「光を編む」/山口智之(やまぐちともゆき)(宇都宮)
■入選
▽「冬晴れ」/増川保紀(ますかわやすのり)(宇都宮)
▽「歪んだ都市空間」/板垣昇(いたがきのぼる)(日光)
▽「水鏡逆富士」/君島哲郎(きみじまてつろう)(宇都宮)
▽「目覚め」/青山裕之(あおやまひろゆき)(日光)
▽「遠い日」/西沢弘(にしざわひろし)(佐野)