-気持ちの変化やグループでの役割などは変わりましたか。
「リスナーさんの声に応えたいという姿勢は変わらずに活動しているつもりです。新しく応援してくださるリスナーさんや、昔から変わらず応援してくださるリスナーさんもいらっしゃいます。活動の規模が大きくなっていくと、中には昔よりも僕たちとの距離を遠く感じてしまうリスナーさんもいらっしゃいます。だからこそ、どんなに活動の幅が広がったとしても、僕はよりリスナーさんの心に寄り添った行動を大切にしたいと思うようになりました」
-今年はすとぷり史上最大規模の全国アリーナツアーを成功させました。また、初のファンミーティングツアーも大好評だったと聞きます。ライブ活動で大事にしていることはありますか。
「僕たちの活動は、リスナーさんのこうしてほしいという声を受け取って、その声に応えていくのを積み重ねてきました。もともとライブ活動自体も『ライブをしてほしい!』という声に応える形で実現してきました。そして、ライブ活動を通じてリスナーさんの期待に応えることで、メンバー間もリスナーさんとの結束もより強固になっていると思います」
「また、『思い出に残るライブにしたい』といつも思っています。ライブの告知をどこかで見て、チケットを予約して、自分の予定を空け、会場に来るために交通手段を調べ、宿泊先も予約するなど、時間やお金を費やしてもらっています。さらにライブ当日の1日を僕たちのために使ってくださるということだと思っています」
「だからこそ、告知を見たその時からライブが終わって帰宅してその日が終わる瞬間までが、リスナーさんにとって宝物になるような思い出になってほしいですし、僕はいつも、そんな思い出をつくれたらいいなと思っています」

-ユーチューブでの配信など、交流サイト(SNS)は欠かせないツールです。どんなことを意識して活用していますか。
「僕は常にリスナーさんと近い距離にいたいと思っているので、SNSを使ってリスナーさんと触れ合うような活動というか、心の近さを意識しています。僕が発信するのもそうですが、リスナーさんの声を受け取れるのもSNSなので。リスナーさんとの意思疎通を図っているというか、そういった活用の仕方をしています」
-地元・栃木県の思い出の場所や、エピソードがあれば教えてください。
「小さい時から、買い物や映画、外食などでベルモール(宇都宮市)によく行っていました。なぜか道路沿いにアルパカがいて『かわいいなあ』と思って見ていたのをよく覚えています。僕にとって思い出の場所です(笑)」
「すとぷりでは、最初のCDを出した時から、CDを販売していただける全ての店舗さんにメンバー全員のサインを書いた色紙を送っているのですが、その送り先にベルモールのCD店を見つけた時に『あっ!』とうれしい気持ちになりました(笑)」
-紅白への意気込みは。
「インターネットで活動を始めた僕たちが、まさかこんな夢にも思わなかったすてきな舞台に立てるなんて今でも信じられなくて、とてもうれしくて、とても緊張しています。リスナーさんの笑顔と声援が、当日絶対に僕たちの力になるのでいつも以上に応援してくれるとうれしいです。よろしくお願いします!」