福田真由美さん(60)
MFジャズバレエカンパニィ主宰・ダンサー
宇都宮市在住のダンサー福田真由美さんは、6歳からモダンバレエを始め、日本女子体育短大、江口隆哉(えぐち・たかや)モダンダンス研究室で学びました。現在は、「TOKYOZA(トウキョウザ)ダンスカンパニィ」メンバーとして活躍するほか、県内4カ所の教室でモダンジャズバレエや健康体操を教えています。50年近く続けてきたダンスの魅力と今後の夢、いつまでも健康で若々しくあるための秘訣をうかがいました。
ダンスは、自分の思いや考えを自分自身の体で表現することができ、人にとって大切な、バランスの取れた軸のある心身をつくることができます。若い頃は痩せて美しく踊ることが目標でしたから、食にはあまり興味がありませんでしたが、50歳を過ぎた頃に筋肉の変化を感じ、食の大切さや体のケアの必要性に気付きました。長く踊っていくため、朝はベッドの中で5分程度下半身のストレッチを行い、その後ミネラルウオーターを250㍉㍑飲みます。食事は野菜やタンパク質、フルーツを多く摂るようにし、腹八分目を心掛けています。また、寝る前に足指マッサージと全身のストレッチも欠かしません。

「まぁいいや、この年齢だから」と思って過ごしていたら、今頃つえをついていたかもしれません。目標や夢を持ち続け、仲間にも恵まれていたからこそ、今も元気に踊っていられるのだと思います。好きなことであれば、どんなに辛くても続けられるはず。そういう気持ちを持ち続けることが、いつまでも元気でいるための秘訣かもしれませんね。