お寺さんから頂いた御年始の中に「地獄と極楽行き先決めるのは己の心」というありがたいお言葉が入っていた。お盆にお寺に行くと、大広間に地獄絵が飾られていて、子どもたちに「悪いことをするとこういう目にあうからね」と教えたし、私が子どもの頃も見せられた記憶がある。

　寿命が延びたとはいえ、遅かれ早かれお迎えが来る。私はどっちに連れて行かれるのだろう。地獄か極楽か、それを決めるのは誰であろう己の心というのである。先日、高齢の男性が女性を死亡させたひき逃げ事件があった。逃げた上に否認しているのだから、きっと地獄行きだろうなと思った。